国の「緊急事態」が5月末にまで延長された。いまだ新型コロナの脅威が続いている以上、決して気を緩めてはいけない。ただ、国民生活、経済活動への深刻さはすでに限界に来ており、府県の自主的判断で少しずつ規制の緩和も始まっている。福岡県も、このところ感染者の数も少なくなっており、私も規制の緩和を期待する。
 およそこの種の規制を解除すること(出口論)が、実際は最も難しい。感染者の減少や経済追加策など何ら「数値的基準」を出すことが必要であるが、万が一失敗して感染拡大(overshoot)でも再燃すると、為政者は直ちに責任が問われる。外国の中には、結構大雑把に緩和しているが、大丈夫かと心配にもなる。結局、そこでこそ政治決断が求められる。