11月25日に中国の王毅外相が来日し、茂木外務大臣、菅総理にも会って行った。中国側が特に求めての外相交流だったと言う。日本側の応接が極めて悪かった、と翌日の自民党外交部会、外交調査会は大荒れした。      

 尖閣列島では中国がこれだけ執拗に領海、水域を違法侵入、蹂躙しているに関わらず、日本はその善処方「前向きの態度を要請」したに留まる。一方王毅氏は尖閣列島が中国領であること、その海域に日本の漁船が違法に操業(偽装漁民)しているなどを抜け抜けと言い放った。茂木氏も外務省も反論した形跡は無い。王毅氏はのちそのことを記者会見でも広言したが、情報戦略上、中国の常套手段である。日本側にはその場で否定する、反論する気迫が全く見られない、私を含めて多くの議員の憤りを買った。      

 この日中交渉は「大失敗」との声もあり、部会、調査会としては政府(外務省)に抗議し、政府の反論を出させることとした。対中弱腰外交ここに極まれりの雰囲気で会は終えた。(なお後刻、加藤官房長官が記者会見で明示的にその反論を行った。)     

 習近平氏来日などの話は出なかった様子で、最早「国賓問題」は終わりかの印象も。