HPV(子宮頸がん)とはがんのひとつで比較的若い女性に罹りやすいとされている。今日は「ワクチン接種を推進する議員総会」に出席して、富山県の医師で女性県議会議員から講演を聴きました。私はこの問題には早くから取り組んでおり、自ら主催する医療系勉強会「日本の未来の医療と薬品」でも重要テーマとして扱い、総理官邸にも意見陳述に行ったこともある。解決を急がなければならない案件である。近時、国会議員間でもその必要性が特に議論されるようになった。

  日本ではHPVに毎年1万人くらい新規罹患し、うち3000人くらいが死亡している。そのための予防ワクチンはすでに開発されて、国際的にも広く接種されている。日本でも過去に積極的に接種されていたが、その後国内で副作用によるワクチン被害が社会問題化し、民事訴訟も何本か起こされたため、厚生労働省は、従来の「接種勧奨(積極的に勧める)」から「勧奨はしない、現場の医者の判断に任せる」方針に改めた(平成27年、2015年)。今は「接種しない」のが原則となっているが、安全性を確認してこれを広めようという社会運動が静かに拡がっています。