韓国籍の青年が懲役にある。重い犯罪でない、刑期も近づき、もひとつ、受刑者の二国間引き渡しも外交的に進んでいる。    

 昨年来親族が訪ねて来て急いで欲しいと必死に頼む。努力しているが、未だ埒が開かない。相手は法務省、私は前回に続いて再度担当者に電話し、今回は合わせて上司にも陳情の意を強く伝えた。    

 「必ず助かるからね、頑張ろうね」と私は母親に約束した。息子のためなら何処までも飛んで行きますと答える。母は強い。