岡山県に出張して廃プラスチックの処理業者「One World 社」を視察した(瀬戸内市)。廃プラを単に収集して焼却処理するでなく、廃プラを含む一般ゴミ(廃棄物)を化学、熱処理して完全に「重油(C)か燃料炭」に換え、これは直ぐに再利用出来るという新技術で、環境とエネルギー問題を一挙に解決しようとする。すでに北九州市をはじめ国内で、タイ、インドネシアなど東南アジアでも実用化の段階にきたという。     

 未だ技術は開発途上で政策的にも支援の余地があるが、まずは現場を見ることでことの重大性を確認しました。     

 廃プラの処理が国際的問題となっている。2050年には世界の海洋の廃プラの総量が魚類など海洋生物の総量を超えるという試算もある。私は環境大臣の仕事の大半をこれにかけ、G20首脳サミットでの「2050年までにはプラスチック投棄を禁止する」(「大阪ブルーオーシャン宣言」)を含む内外多くの政策活動を行った。     

 プラスチックは「鉄よりも軽く、強く、耐性がある」として、人類が発明した特に重要な素材であるが、環境上ではかくも困難な存在となっている。     

 「2050年脱炭素(carbon neutral )目標」と合わせてわが国の環境政策の課題は多い。