小川洋福岡県知事が任期半ばで辞表を出しました。「肺腺がん」という病気を明らかにして、昨年来入退院を繰り返していましたが、新型コロナ対策と懸命に闘い、病状も見通せない中で、知事としての十分な責任が果たせないと判断されたもの。残念ではあるが、病気とならば諦めるしかない。      

 小川氏と私は特に関わりが深い。旧通産省では私が4年先輩になるが、同じ福岡出身、「修猷館高校」同窓の絆で当然強く意識しあった。首相官邸の広報官としても活動していたが、国会議員になった私と情報交換の仲は続いた。県知事候補として県に戻ってきたときは我が事のように嬉しかった。      

 辛かったのは前回、2年前の知事選挙、次も目指す小川氏は、複雑な経緯を経て自民党推薦候補と対決することとなった。「建前と思いが衝突すること」は政治の社会で決して珍しいことでない、私は彼には詫びを入れて自民党候補を応援した。小川氏は圧勝して3期目となり男同士の友情は元に戻った。極く最近まで携帯電話は続いた。     

 引き続く県知事選については全力の態勢で臨む。小川氏は1日でも早く病気を治し、さらに高い立場で福岡県のために活動して頂きたい。