太宰府跡と水城跡の「史跡指定100年」を記念した講演会が開かれた。太宰府市には8つの国指定史跡に加えて天満宮、学校院、「令和の里」等その豊かな歴史と文化、自然環境を以って「古都太宰府」の名を恣(ほし)いままにしている。住まう市民にとっては何よりの誇りであるとともに、将来に向けてこれらを如何に活かしていくか、が課題となる。      今日の講演会のメインはアメリカ人で日本文学研究者の「ロバート•キャンベル氏」、「日本近代の黎明と太宰府」と題し、1873年(明治6年)に開催された「太宰府博覧会」を紹介、九州初の博覧会で県内各地から多くの出展と来場があった。これが地域の人々の交流を刺激し文化教育の発展に寄与した。太宰府は江戸末期から明治期の文明開化に大きく影響した。      

 メディアでも有名なキャンベル氏については、私も東京にて多少触れ合いはあるのですが、完璧な日本語のほか多くの原典をスライドしながら古文、漢文をすらすらと読み解かれる学績には感心しました。      

 なお およそ博覧会、世界博覧会の意義についても説明され、1851年以降ロンドン、パリを中心に世界規模の博覧会が果たした国際的経済的交流の役割は極めて大きいものがあったという。