政府(環境省)は10日、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島」(鹿児島、沖縄県)について、国連ユネスコが「世界遺産(自然)」への登録を正式に勧告すると発表した。登録されれば国内5件目、文化遺産を合わせた「世界遺産」は24件目になる。この地域はアマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコなどの絶滅危惧種、固有種が多く、独特な進化を遂げた種が豊富に分布する「生物多様性」が特徴といわれる。     

 元々3年前、環境大臣時代、2018年2月だかに決定すると準備していたところ、調査漏れなどが見つかったため、私が延期を発表した。鹿児島県、沖縄県など地元関係者に何度も事情説明したが、「今度は大丈夫」と付け加えるのは忘れなかった。     

 鹿児島出身の「保岡興治先生」はその誘致運動に特にご熱心であった。「次は必ず大丈夫ですから」と念を入れて約束した。そして先生は、今は亡い。