NYの同時多発テロから丁度20年経つ。2001年9月11日。文字通り21世紀初年度に起きた大事件で、誰にとってもその日の強烈な思い出は人生を刻むことになったろう。世界中でテロへの危機管理に強い関心が始まった。     

 その日、私は。東京にて。議会から8時ごろ帰って来た。ひとり住まいの議員宿舎に戻って、いつものようにソファーに横になった。リモコンでテレビをつけると、いきなり高いビルの上階が火災で、火と煙を激しく噴き出していた。大変だなと思う間も無くどっかから小さな飛行機が飛んできて、隣のビルの中腹に突っ込んだ。映画のワンシーンと思ったが、何か違う。画面がブレて悲鳴やザーザーの雑音が聞こえる・・・。あれが実に全ての瞬間だったのだ。     

 ブッシュ大統領、同時多発テロ、ウサマビンラディン、イラク、アルカイーダ・・・イスラム過激派,タリバン、トランプ、バイデン、そして米軍のアフガン撤退と続く。私にとっての20年の長い長い走馬灯の主役たちだ。     

 私はその後一度だけニューヨークの世界貿易センタービル跡地に行きました。事故からもう2、3年後だったか、すでに一帯は整備され、大事故の記念地として祀られていました。多くの観光客がいました。私もひとり静かに鎮魂の祈りを捧げてきたものです。