地元東峰村の寿司屋「わたや」の名物おやじ「和田美利」さんが亡くなった。病いにはあったが、少し急ぎ過ぎたか、コロナ禍で晩年は本当に大変だったろう。

 平成7年ごろ、福岡での最初の選挙からお世話になった。山深い東峰村(旧宝珠山、小石原村)、移って来たばかりの私にとって、知り合いなどがいるはずもない、「山﨑拓」先生の行きつけとして紹介受けた。10席ばかりの広さはいつも満席、陽気さ、元気さ、何よりおやじのズケズケに惹かれていた。

山奥なのに、どうしてこんなに魚が美味いんだ、と聞いたことがある。先生、プロにはプロの道があるんですよ、と煙に巻く。

 「わたや」は残る。奥さんと息子がしっかり守ってくれる。店に行けば、いつでも、おやじとは会える。「和田さん、本当に有り難う、そしてご冥福を祈ります。」、万感込めて、私は弔辞を終えた。